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健康と食事・栄養

睡眠の質向上をサポート~「お米」と栄養の話~

2026.1.27

 
 私たちの睡眠は、単に夜にベッドに入るだけでは整いません。質の高い眠りには運動、食事、入浴、日光浴など生活習慣の積み重ねが大事になり、体内時計を整える鍵になります。そこで注目したいのが、日本人の主食である 「お米」。実はお米には睡眠の質を支える働きがあります。



なぜお米が質のよい睡眠につながるのか?




体内時計を整える習慣を作る朝食の主食として

 
 私たちの身体は体内時計の機能があり、約25時間の周期になっています。1日は24時間なのでこのズレを調整する必要があります。体内時計は脳にある「主時計」と、肝臓や筋肉、腸など全身の臓器にある「末梢時計」から成り立っています。主時計は朝の光によってリセットされ、末梢時計は主に食事のタイミングによって調整されることから、朝食をしっかりと摂取することは体内時計のリセットに繋がります。

朝の主食(ごはん・パンなど)を含むバランスの良い朝食が、規則正しい生活リズム形成に役立つとされており、お米は毎日取り入れやすい主食として、体内時計の安定をサポートします。


睡眠ホルモンの材料にな

 
 メラトニンは夜に分泌が高まるホルモンで、自然な眠気を促し、睡眠のリズムを整える働きを持っています。このメラトニンは、日中に脳内で作られるセロトニンを材料として合成されます。セロトニンは気分や覚醒に関わる神経伝達物質で、十分に作られていることが夜のメラトニン分泌の土台になります。そのセロトニンの原料となるのが、必須アミノ酸であるトリプトファンです。つまり、日中の食事からトリプトファンを適切に摂ることが、夜の良質な睡眠につながります。

トリプトファンは、肉・魚・卵大豆製品に多く含まれていますが、日本人の主食である「お米」にも含まれています。主食は1日で食べる量が多いので、しっかりと摂ることができます。



食事タイミングと体内のリズム

 
 トリプトファンからメラトニンが生成されるには時間がかかるため、朝や昼の食事でトリプトファンをきちんと摂ることが、夜のメラトニン生成につながりやすいと言われています。 夜寝る直前に良い栄養を取るだけでなく、日中の食事リズムを整え、体内時計を安定させることが快眠の土台になります。




 
 睡眠を改善したいとき、夜だけに意識を向けるのではなく、毎日の主食と食事のリズムを見直すことも大事なポイントです。お米は睡眠をサポートする栄養素が摂れるだけではなく、脂質が低いことから食事全体のバランスも整いやすく、どんなおかずにも合うので毎日取り入れやすい食材です。また酒田米菓のせんべいの主な食材はお米なので、間食でせんべいを上手に取り入れることもおすすめです!ぜひお試しください!



参考

●厚生労働省 健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~ 快眠と生活習慣
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-01-004
(2026年1月23日利用)
●厚生労働省 健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~ 交代制勤務者の食生活に関する留意点
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/food/e-04-004
(2026年1月23日利用)
●農林水産省 みんなの食育 生活リズムを整える
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics1_03.html?utm_source=chatgpt.com
(2026年1月23日利用)
●農林水産省 みんなの食育 朝ごはんが大切なワケ
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics2_02.html
(2026年1月23日利用)
●厚生労働省 健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~ メラトニン
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/heart/yk-062
(2026年1月23日利用)